昆布だしを上手く取る方法をご紹介いたします。日常的に使える「昆布だし」、昆布本来の味をストレートに楽しめる「一番だし」、それぞれ分かりやすく解説いたします。

だしの取り方

「山出し昆布」のふるさと

主な昆布の生息分布図

昆布の名産地と言えば北海道。採取地域によって種類・品質の異なる昆布が存在します。
小倉屋山本が指名するのは数ある昆布の中でも、「うま味」の強い”だし”が取れる、「道南産真昆布」。

道南地域で採れる真昆布は、険しい山を超えて函館に出荷されていたことから、「山出し昆布」と名付けられたと言われています。
小倉屋山本では、「山出し昆布」の一枚一枚を丁寧に吟味し、皆様にお届けしています。

小倉屋山本おすすめ
美味しいだしの取り方

小倉屋山本の調査の結果、「うま味」の強いだしを取るには、60度で1時間かけてゆっくりと煮出す方法が最適だとわかりました。
是非、皆様もお試し下さい。

昆布だし

①固く絞った濡れ布巾で昆布の表面をさっと拭く

固く絞った濡れ布巾で昆布の表面をさっと拭きます。

②鍋に昆布と水を入れ、60度になるまで火にかける

鍋に昆布と水を入れ、60度になるまで火にかけます。

③60度を保ったまま弱火で1時間煮出した後、昆布を取り出す

60度を保ったまま弱火で1時間煮出した後、昆布を取り出します。

冷蔵庫で作れる昆布水

【昆布だし】に使用する材料を密閉できる容器を入れ、冷蔵庫に10時間程度おいた後、昆布を取り出しますと『昆布水』になります。あたてめて、だしとして使用できます。

一番だし

①固く絞った濡れ布巾で昆布の表面をさっと拭く

固く絞った濡れ布巾で昆布の表面をさっと拭きます。

②鍋に昆布と水を入れ、60度になるまで火にかける

鍋に昆布と水を入れ、60度になるまで火にかけます。

③60度を保ったまま弱火で1時間煮出した後、昆布を取り出す

60度を保ったまま弱火で1時間煮出した後、昆布を取り出します。

④火力をあげ、沸騰直前に鰹節を入れ、火を止める

火力をあげ、沸騰直前に鰹節を入れ、火を止めます。

⑤かき混ぜたりしないように、アクを丁寧に取り除く

かき混ぜたりしないように、アクを丁寧に取り除きます。

⑥鰹節が沈んでから、しばらくして布巾でこす

鰹節が沈んでから、しばらくして布巾でこします。(しぼらないこと)