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日本各地の昆布食文化

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■コンブロードとは?

昆布は、一大生産地である北海道から船で南へと運ばれ、その途中寄港した土地で独自の昆布食文化が花開くきっかけを残しました。昆布を運びながら、そのうま味を、日本の食文化を代表する味覚へと大成させた道をコンブロードといいます。

■日本各地の昆布食文化の違いをご紹介します。

◇北海道型

だし昆布中心、使ったら捨てる。

だし昆布を中心として利用します。だしをとった後の使用済みの昆布は捨ててしまいます。

 

 

◇三陸型

すだれに抄いて食べる。

「すき昆布食」の利用が加わります。三陸の薄い昆布を刻んで、浅草海苔を作るときのようにすだれに抄いて乾燥し、使用する時に水戻しして食べます。これは他の地域には例をみません。

 

 

◇東京型

佃煮や塩昆布へ加工。量は少ない。

大阪型と同じですが、食べる量は少ないです。

 

 

◇北陸型

昆布を削って食べる。

だし、おぼろ、とろろに利用します。昆布を削る包丁に、細かい刻み目を打ち込むと細い糸のような「目うちとろろ」ができます。これはこの地方独特の昆布の利用法です。

 

 

◇南海型

大阪型昆布佃煮の縮小型

大阪型と同じですが、食べる量は少ないです。

 

 

◇大阪型

佃煮や塩昆布へ加工

だし、おぼろ、とろろ、佃煮昆布に利用します。特徴は大阪の名産にもなっている佃煮昆布です。塩ふき昆布は、佃煮利用の後しばらくしてから誕生しました。

 

 

◇沖縄型

昆布の葉を煮て食べる。

昆布の葉を煮て食べるのが中心です。水戻しした昆布を刻んでから、煮たり、炒めたりして食べることが多いです。

 

「昆布の道」大石圭一著より

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